アナウンスBlog
8.232016
美容医療上級者限定! 目周りへのフラクショナルレーザー
昨日の台風はすごかったですね。電車のダイヤも大乱れで、夜8時過ぎまでJRの機能が麻痺していました。
私は毎日電車通勤でいつもは30分の道のりですが、今日は帰宅するのに1時間半もかかってしまいました。通常の正確なダイヤには感謝、感謝です!
それでは本日の施術実績です。
・手術:(複数人)ホクロ、線維腫など
・太田母斑:レーザー治療
・異所性蒙古斑:(複数人)レーザー治療
・老人性色素斑(シミ):レーザー治療(顔面)
・レーザートーニング:(複数人)顔面、上肢など
・CP-EP(ケミカルピーリング+エレクトロポレーション):(複数人)
・リフトアップレーザー
・レーザーフェイシャル(複数人)
・医療レーザー脱毛:(複数人)両ワキ
・フラクショナルレーザー:下眼瞼のシワ・タルミ
本日は目周りのフラクショナルレーザーについて解説します!
フラクショナルレーザー治療とはレーザー光線を点状のビームに分割して照射する治療方法です。上図のように、レーザー照射によって皮膚の深いところまで細かい穴が開きます。
Deepモード(深い照射)とFusionモード(深い照射+周囲にリング状の浅い照射)があり、設定するとそれぞれをレーザー機器が全自動で正確に照射します。通常はDeepモード、より強く反応させたい部位にはFusionモードを選択します。
当院ではシネロン・キャンデラ社の最新炭酸ガスレーザーを使用しています。本治療の概要については炭酸ガス・フラクショナルレーザー治療をご覧ください。
加齢による変化によって、目周り(眼瞼:まぶた)の皮膚が張力を保てなくなり、眼瞼下垂(がんけんかすい)・シワ・タルミなどが起こってきます。
そのような部位にフラクショナルレーザー照射を行うと、まず熱作用によって皮膚が収縮します。これは照射直後に起こる反応のため、治療中に肉眼で確認できます。キュッ、キュッという感じで収縮し、皮膚がどんどん引き締まっていきます。
その後、細かい穴を修復するために創傷治癒が働き、皮膚の張りが再構築されていきます。この過程は6〜12ヶ月程度続いていきます。
目周りのアンチエイジング治療のメニューとしては、フラクショナルレーザー治療は最も強力です。しかし、照射時に痛みを伴うため、美容医療上級者向けの治療方法となっています。
当院では外用麻酔薬を4種類用意し、治療に伴う痛みの程度によって使い分けています。フラクショナルレーザー治療では最も麻酔効果の高いオーストラリア製麻酔薬(麻酔薬3種入り)をしっかり作用させてから行いますので、「受けてみたい!」という方がいらっしゃいましたら、ぜひご来院ください。
お待ちしております!
アナウンス Blogカテゴリー
アナウンス Blog
- 日本レーザー医学会総会で学会発表してきました2024年11月17日
- アトピー性皮膚炎へのデュピルマブ適否と他の対策について2024年11月3日
- レーザー治療後の炎症後色素沈着は一生治りませんか?2024年10月27日
- 先天性ホクロと異所性蒙古斑の治療を同日に受けられますか?2024年10月13日
- 陰嚢被角血管腫の治療後に血栓ができて問題となりますか?2024年10月6日