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9.202016
痛みの少ないヒアルロン酸注入のために
毎週火曜日は予約制の処置日です。足下の悪い中、ご来院頂きましてありがとうございました。
本日の治療実績です。
・手術:(複数人)ホクロ、血管腫、脂漏性角化症など
・皮膚生検
・老人性色素斑(シミ):レーザー治療(顔面、前腕など)
・色素性母斑(ホクロ):レーザー治療
・レーザートーニング:(複数人)顔面、前腕
・CP-EP(ケミカルピーリング+エレクトロポレーション)
・巻き爪:形状記憶合金マチワイヤー矯正
・レーザーフェイシャル(複数人)
・爪白癬(爪水虫):レーザー治療
・医療レーザー脱毛:男性ヒゲ
・無料オプション(ヒアルロン酸注入+ペレヴェ)
本日はこれらの中から、「無料オプションに含まれるヒアルロン酸注入」について解説します。
当院独自の「無料オプション」とは、サーマクールCPT400やPRP(全顔施術)を受けられた方に無料にてお付けしている施術となります。詳しくは「無料オプション解説ページ」をご覧下さい。
ヒアルロン酸注入とはシワの部分に注入して、シワの原因となっている凹んだ皮膚を改善する治療方法です。ヒアルロン酸を真皮の内部、もしくは真皮の下に入れなくてはなりませんから、何かしらの針が必要となってきます。
当院ではヒアルロン酸注入事故を予防するために、マジックニードル(フランス製)という特殊な針を使用しています。
マジックニードルは2本で1組となっています。右側が長さ11mmの「鋭針」、左側が長さ37mmの「鈍針(マイクロカニューレとも呼ばれます)」です。先の尖った鋭針で1カ所だけ皮膚に穴を開け、真皮を貫くトンネルを作ります。次に、先の丸まった鈍針をそのトンネルに通し、針を奥まで進め、ヒアルロン酸を注入していきます。
鋭針を皮膚に刺すと痛みがありますが、鈍針を真皮下に進めていく分にはほとんど痛みがありません。
鋭針を何度も刺してヒアルロン酸を注入していくと、刺される度に痛みを感じることになりますが、マジックニードルを使えば痛みは1回で済みます。
また鋭針を真皮下に刺すと、血管内に入ってしまう可能性があります。それに気がつかず、そのままヒアルロン酸を注入すると血管を詰まらせてしまいます。しかしマジックニードルならば先端が丸まっているため、血管を傷つけたり、誤って血管内に針を入れてしまうというリスクを回避することができます。
別角度の写真です。マジックニードル先端の丸さががよく分かりますね。マジックニードルは先端から1mmの部分に「幅1mmの穴」が空いています。そこからヒアルロン酸が出てくる仕組みとなっています。
当院では「痛みの軽減」、および「医療事故回避」のために、ヒアルロン酸注入では必ずマジックニードルを使用しています(浅い小じわを除く)。
マジックニードルは1組で「ランチ1回分」と、単なる針としてはあり得ないほど高額な製品です。医療機関によっては、別途「針代」として請求しているところもありますね。
しかし、ご安心下さい。当院ではヒアルロン酸注入は「無料オプション」に含まれているため、マジックニードルも含めもちろん無料です!
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