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11.122016
魅惑の機械式時計の世界(西武・そごう高輪会2016)
今日は土曜日だったので、午前の診療後に「西武・そごうグループの高輪会」に行ってきました。毎年春と秋に、品川のグランドプリンスホテル高輪で開催されるイベントです。以前、そごうで腕時計を購入したのをきっかけに、案内状をいただけるようになりました。
私の目当てはもちろん腕時計で、滅多にお目にかかれない逸品を見せていただきました。
GIRARD-PERREGAUX(ジラール・ペルゴ)の「コンスタント・エスケープメント L.M.」です。時計の下半分に見えている「紫色のシリコンパーツ」が画期的な発明で、これまでにない全く新しい脱進・調速機となっています。
14ミクロン厚(毛髪の1/6)という極薄のシリコンプレートが波打ちながら機械式時計の心臓部をコントロールしている様子を見ると、貪欲に新素材を取り込んで発展させようという機械式時計メーカーの心意気を感じますね。
コンスタント・エスケープメント L.M.の技術的な解説は、以下のページがオススメです。
ムーブメントの革命的メカニズムか?ジラール・ペルゴ渾身の発明品「コンスタント・エスケープメント L.M」
RICHARD MILLE(リシャール・ミル)の「RM 35-01 ラファエル・ナダル」です。テニスプレーヤーのナダル選手の名が冠されたモデルの最新作です。「波模様が特徴のNTPTカーボンの外装」と「わずか4gしかないムーブメント」で構成されるRM 35-01は、5000Gの衝撃にも耐えるプロ仕様の驚異的なスポーツウォッチです。
こちらもRICHARD MILLE(リシャール・ミル)の最新作で、「RM-67-01 オートマチック・エクストラフラット」です。このプランド初の超薄型トノー・タイプです。伝統のトノー型に「薄さ」という機能が加わり、非常につけ心地の良い時計でした。
また、アラビア数字からムーブメントにおける各パーツに対し、様々なタイプの装飾を施すことによって、超薄型でありながら奥行きのある立体感を作り出していました。
今日は大変貴重な経験をさせていただきました。千葉そごうの皆様、ありがとうございました。
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