アナウンスBlog
12.52016
まさかディーン・フジオカさんも受けているとは・・・
SPUR 12月号に「花粉症、3ヶ月前からできること」というタイトルで、花粉症対策特集が4ページにわたって紹介されていました。
(引用:SPUR 12 DECEMBER 2016, (株)集英社発行)
記事内には、当院でも治療を実施している「アレルゲン舌下免疫療法」も以下のように紹介されています。
花粉症を根本から治す可能性がある唯一の治療法として注目されているのがアレルゲン免疫療法だ。アレルギーの原因物質を、皮下注射や舌の下への投与によって少量ずつ体内に吸収させることで危険な物質ではないことを認識させ、過剰なアレルギー反応を引き起こさないようにする。2014年から保険適用となった。
(引用:SPUR 12 DECEMBER 2016, p255, (株)集英社発行)
また、芸能人の花粉症対策談話も紹介されています。俳優のディーン・フジオカさんは小麦アレルギー対策として「グルテンフリー生活」、花粉症対策として「舌下免疫療法」を行っているとのことです。
つい最近、舌下免疫療法を始めました。これはもうダメ押し的な感じで。(中略)今は免疫療法含めていろいろな選択肢が増えたんで、それは素晴らしいことだと(思います)。
ディーン・フジオカさんは11〜12歳ごろから花粉症を発症したこと、その当時の薬物療法では意識が飛ぶほど眠気が強かったこと、そして花粉症が主な理由で海外へ拠点を移したことなども話されています。
確かに、昔のいわゆる「抗ヒスタミン薬」は眠気の副作用が強かったですから、日常生活を送るのも相当苦労されたのではないでしょうか。現在、花粉症に対して主に使用される「抗アレルギー薬」は眠気の副作用が少なくなりましたから、薬物療法も格段に良くなりました。
また「アレルゲン舌下免疫療法」というスギ花粉に対するアレルギー体質を改善する治療法も選択できるようになったため、より積極的な治療が可能になりました。
アレルゲン舌下免疫療法をご希望の方は、是非とも12月中旬までにご来院ください。スギ花粉が飛散している時期(1〜4月)は治療を開始することができません。治療開始は12月で一旦終了となり、次回開始はスギ花粉の飛散が終了した5月からとなります。
スギ花粉のアレルゲン舌下免疫療法(薬剤名:シダトレン)に関する過去記事もご参考になさってください。
・シダトレンでスギ花粉症を治しましょう!
・スギ花粉症の舌下免疫療法薬シダトレンはこう使う!
アナウンス Blogカテゴリー
アナウンス Blog
- 大陰唇の被角血管腫へのレーザー治療に関するご質問2024年12月1日
- 日本レーザー医学会総会で学会発表してきました2024年11月17日
- アトピー性皮膚炎へのデュピルマブ適否と他の対策について2024年11月3日
- レーザー治療後の炎症後色素沈着は一生治りませんか?2024年10月27日
- 先天性ホクロと異所性蒙古斑の治療を同日に受けられますか?2024年10月13日