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シミ・ソバカスのレーザー治療 何を基準に選択?



美容皮膚科的な施術の中で最も需要が多いのが「シミ・ソバカスのレーザー治療」です。今日はレーザー治療の種類と特徴のお話と、レーザーフェイシャル6回治療後の患者様よりBlog掲載へのご協力を頂けましたので、治療前・後の臨床写真を紹介させて頂きます。

当院では「シミ・ソバカスのレーザー治療」として2つのメニューをご用意しています。下記比較資料にある「Qスイッチレーザー治療」と「レーザーフェイシャル」です。

レーザー治療の種類と特徴一覧

何が違うかと言いますと、まず使用する機械が違います。「Qスイッチレーザー治療」は一億分の5秒照射するALEX LAZR、「レーザーフェイシャル」は千分の3秒照射するGentle LASEを用います。

メラニン色素をターゲットとする治療のため、レーザーの波長はメラニンへの吸収が良好な「アレキサンドライトレーザー 755nm」を両者とも使用しています。

「Qスイッチレーザー治療」のメリットは、ズバリ「有効率」です。当院ではしっかり取れるよう強力に施術しますので、1回の治療でシミ・ソバカスが「80〜100%」取り除けます。

デメリットは7〜10日程必要な「テープ保護」です。肌色のテープで治療部位を覆って保護するので、他人からは治療後であることが分かってしまいます(気にしない方は全く問題ないようですが・・・)。接客業や対面でのお仕事をされている方は、長期の休みの前など時期を選ばれることが多いです。

「レーザーフェイシャル」のメリットは、①No Down Time(治療後、日常生活に支障のある期間がない)、②テープ保護の必要なし、③直後から通常通りお化粧OKなどです。

デメリットは「Qスイッチレーザー治療に比べて有効率が下がる点」です。もちろんレーザーフェイシャルによってシミ・ソバカスは改善しますが、患者様へは有効率「60〜80%」と説明させていただいています。

当院のスタンスとしては、「まず有効率の高いQスイッチレーザー治療をオススメする」です。社会・日常生活上どうしてもテープ保護が許容できない方の場合には、レーザーフェイシャルについてもご検討いただきます。

それでは最後に「レーザーフェイシャル Before-After」をご紹介します。Blog掲載へのご協力誠にありがとうございます。

レーザーフェイシャル治療前左

レーザーフェイシャル6回照射後左

レーザーフェイシャル治療前右

レーザーフェイシャル6回照射後右

【レーザーフェイシャル治療】
■治療内容:医療レーザー機器による色素性病変の治療です。月1回のペースで、マイルドな出力設定のレーザーを顔面全体に照射し、徐々に改善を促します。
■施術費用:6回の治療を1クールとし、治療終了後に術前・術後の写真を比較検討します。1回あたりの費用は18,000円(税別)です。別途、再診料1,000円(税別)がかかります。
■リスク&副作用:治療部位に炎症後色素沈着を生じる場合がありますが、約3〜6ヶ月で消退していきます(期間中は日焼けをしないようサンスクリーン剤などをご使用ください)。本治療は複数回の治療を積み重ね、徐々に病状を改善していくマイルドな治療方法です。より少ない回数での治療をご希望の方にはQスイッチレーザー治療(茶色いテープを1週間ほど貼り続ける必要あり)をオススメしています。

レーザーフェイシャルによってシミの数が明らかに減少しています。特に小さいシミは治療によく反応します。色調が濃く大型のシミも改善はしていますが、完全に取り除けていない部分も散見されます。

レーザーフェイシャルで取れなかったシミだけにQスイッチレーザー治療を追加することもできます。レーザーフェイシャル→Qスイッチレーザー治療と二段構えで治療することは、テープ保護の面積を減らすことにもつながる良いコンビネーションだと思います。

レーザーフェイシャルはシミ・ソバカス除去だけでなく、お顔全体の美白化、ムダ毛の脱毛効果、小じわの改善(皮膚の張りの改善)などプラスアルファの効果もあります。

詳細は下記解説ページをご覧ください。
Qスイッチレーザー治療
レーザーフェイシャル



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