アナウンスBlog
6.162019
川崎でセミナー講師のお仕事をしてきました
先月の「つくばセミナー」に引き続き、今月もシネロン・キャンデラ社から依頼を受けて川崎セミナーで講演をしてきました。内容はつくば同様、Qスイッチ・アレキサンドライトレーザー「ALEX LAZR(現行機種はALEX2)」、スキャナー付き炭酸ガスレーザー「CO2RE」の2講演でした。
前回の講演にて、「CO2REに搭載されているスキャナーの優秀さをうまく伝えられなかったかな?」という反省点があったので、切れ味の良さや正確性がより分かるよう「ナスを削った際の写真や動画」を紹介してみました。下の写真はレーザーの出力を変えて照射した場合の反応の差です。弱ければ浅く、強ければ深く削れますが、どのレベルでも均一に削れているのが分かります。
こちらは「円形に削る様子」をスローモーションビデオにて撮影したものです。外周から始まり、クルクルと円を描きながら隙間なく削り、最終的に「円形という面」を作り出しています。
こちらもスローモーションビデオで、Fusionモードという「最も複雑なフラクショナル照射パターン」です。この複雑なパターンをランダムに照射しつつ、最終的に面を完成させる技術は素晴らしいと思います(ディスタンスゲージ中央の深い円形の照射面は、iPhoneのピントが合いやすいよう意図的に空けたものであって、Fusionモードで削れた訳ではありません)。
このような高機能炭酸ガスレーザーを用いて行う「黒子・汗管腫・黄色腫治療」、「痤瘡瘢痕・水痘瘢痕治療」、「開大毛孔治療」、「フォアダイス状態治療」、「巻き爪(マチワイヤMD)治療」の詳細について、本日はお話しさせていただきました。ご参加いただいた先生方のお役に立てるよう、頑張って話したつもりです。セミナー後、多くの先生方からご質問があり、講演内容に対しての反応を感じることができ嬉しかったです♪
当院で最も台数多くレーザー機器を購入しているのがシネロン・キャンデラ社であり、メンテナンスを含めてお世話になっております。地道に製品改良を重ねる会社でもありますので、引き続き研究開発をどんどん行い、これからも臨床上有用なレーザー機器をリリースしていただきたいと思っています。
アナウンス Blogカテゴリー
アナウンス Blog
- 日本レーザー医学会総会で学会発表してきました2024年11月17日
- アトピー性皮膚炎へのデュピルマブ適否と他の対策について2024年11月3日
- レーザー治療後の炎症後色素沈着は一生治りませんか?2024年10月27日
- 先天性ホクロと異所性蒙古斑の治療を同日に受けられますか?2024年10月13日
- 陰嚢被角血管腫の治療後に血栓ができて問題となりますか?2024年10月6日