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デュピクセント注射後の経過、適用外だった方々の経過
取り扱い開始からの2ヶ月間で、デュピクセント希望にて受診された方は8名でした。そのうち1名のみが当院でアトピー性皮膚炎の治療を受けていた患者様で、残り7名は当院アナウンスBlogの記事をご覧になり新規に来院された患者様でした。8名中6名がデュピクセントの併用を開始しました。
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デュピクセントの作用機序・効果・費用・助成制度
少々前になるのですが、今月上旬にサノフィ(株)さんによる「アトピー性皮膚炎の新規治療薬(注射薬) デュピクセント(デュピルマブ)」の院内勉強会を開催しました。デュピクセントは注射することによってアトピー性皮膚炎をコントロールするという、全く新しいコンセプトの治療薬となっています。
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デュピクセント「ペン」が発売されました!
待ちに待った「デュピクセント皮下注300mgペン」が発売となり、当院にも納品されました! ペンタイプは「オートインジェクター」が内蔵されているため、患者様に行っていただくのは「キャップを外す→注射部位に押し当てる」だけとなります。素晴らしい!
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海外で始めたデュピクセントの国内継続は可能?-①
お問い合わせの「現在シンガポールに居住しており、現地の病院でデュピクセントでの治療を受けています。一時帰国中、治療の継続を希望しています。別の病院で相談したところ、治療を受けるにはIGA/EASI Scoreと病変面積のデータを出すようにと言われたのですが、シンガポールでは治療の体制が異なりこれらのデータがありません。そのような状況でも貴院で治療を受けることは可能でしょうか」に回答いたしました。
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イギリス在住でもデュピクセントで治療可能ですか?①
イギリス在住の方へ「デュピクセントの間欠的治療」について回答いたしました。2019年からは自己注射が可能となる予定ですので、そうなりますと海外在住の方々にとって治療環境が良い方向に変わるかもしれません。
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イギリス在住でもデュピクセントで治療可能ですか?②
既存治療薬(抗アレルギー剤、ステロイド外用剤など)でアトピー性皮膚炎のコントロールが可能であれば、デュピクセントは不要です。国内で腰を据えて治療に取り組めるようになった時点でのアトピー性皮膚炎の病状により、デュピクセントまで必要かどうかご判断いただいてもよろしいでしょう。
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先生! デュピクセント止めても安定してます!
以前、デュピクセント(アトピー性皮膚炎治療用注射薬)を使用されていた患者様より経過報告をいただきました(海外留学のため途中で注射による治療は中断となった患者様です)。現在デュピクセントを使用中、もしくは使用を検討されている患者様にとって参考になるかと考え、ご本人に承諾を得て掲載させていただきます。
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デュピクセント治療中の転院は可能ですか?
お問い合わせの「現在、貴院にてデュピクセントの治療を受けております。来月転居することになり、出来れば転居先近くの病院に転院をさせて頂ければと思うのですが、可能でしょうか? もし可能であれば必要な手続き等ありましたら教えてください」に回答いたしました。