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2.202022
陰嚢のイボは当日に男性医師のみで治療できますか?
患者様よりお問い合わせを頂きました。
お世話になります。貴院様ブログで陰嚢にイボの除去などの質問があり、今回問い合わせさせてもらいました。
現在、同じく陰嚢に2つ、2mmぐらいの柔らかい出っ張り?(出来物)があります。見つけてから3年ぐらい経ってます。痛み、かゆみ、などはありません。
2017年に精巣腫瘍で左睾丸摘出となってます。その場合でもイボの除去には影響はありませんでしょうか?
除去は貴院様で当日に2つ除去は可能でしょうか?
除去の時は担当先生のみでご対応していただけるのでしょうか?
よろしく お願い致します。
当院からの返信です。
〇〇様
お問い合わせ頂きありがとうございます。
松島皮膚科医院の松島弘典です。ご質問の「陰嚢のイボ様病変の摘出(除去)」について回答いたします。
最初にご理解いただきたい点としまして、診療することなしにお答えできる範囲には限界があり、具体的な治療方針が決定するのは診察し診断が確定した後となります。従いまして、これからお読み頂く内容は、あくまでも現時点で推察したものであることをご承知ください。
陰嚢に「2mmくらいの2つの柔らかい出っ張り(色調不明)」という情報から考えますと、「線維腫(せんいしゅ)」、「尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい=イボの一種)」、「尖圭(せんけい)コンジローマ(=イボの一種)」、「粉瘤(ふんりゅう)」、「血管腫(けっかんしゅ)」、「脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう=加齢性皮膚変化の一種)」などが浮かびます。
いずれの場合におきましても、皮膚病の治療において「精巣腫瘍の手術後である」ということは問題となりませんので、ご安心ください。
当日に治療可能かどうか、また同時に2つの治療が可能かどうかにつきましては、病気の種類によって対応が大きく異なるため、現時点で決定することができません。
治療の際において私(男性医師)のみで行えるものかどうか、もしくはスタッフ(女性看護師)のサポートが必要なものかどうかにつきましても、現時点では決定することができません。
局部の診察時にはカーテンで仕切った空間に私一人が入る形となります。まずは診察を受けていただき、診断を確定させ、それに基づいた治療方法の説明をさせて頂ければと存じます。
回答は以上となります。
ご検討ください。なお、今後の来院・受付に関する事務的なご質問は、下記までお電話にてお問い合わせください。
Tel:043-423-3552どうぞ宜しくお願いします。
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