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先天性ホクロの冷凍療法は1歳過ぎても受けられますか?



患者様よりお問い合わせを頂きました。

夜分に、またお忙しいところ失礼いたします。1歳3ヶ月の女児の先天性ホクロについて質問させていただきます。

生まれつき、額に7mmほどのホクロがあります。液体窒素での治療は0歳から、とありましたが、やはり難しいでしょうか?

産院から大学病院を紹介され、受診をしておりましたが、全身麻酔での除去となることを1歳過ぎてから説明され、戸惑っております。全身麻酔による除去以外での治療方法はないものか…と探して松島皮膚科医院様の液体窒素での治療にたどり着きました。

片道3時間かかるため、メールで失礼ながら、治療が可能かどうかお問合せをさせていただきました。

どうぞよろしくお願いいたします。

当院からの返信です。

〇〇様

お問い合わせ頂きありがとうございます。
松島皮膚科医院の松島弘典です。

ご質問の「先天性ホクロへの冷凍療法における開始時期」について回答いたします。

先天性ホクロへの「液体窒素による冷凍療法」は、「液体窒素が浸透した皮膚表面に凍傷を生じさせ、かさぶたの自然脱落を待つ」という治療メカニズムとなっており、簡単に表現しますと「皮膚を薄く剥がす」というものです。

冷凍療法は「故意に皮膚にダメージを与え、その後再生を期待する」という治療の性質上、皮膚の再生力が強ければ強いほど治療はしやすくなります。先天性ホクロへの治療の場合、1回の治療で完了となることはなく複数回の治療が前提となるため、「綺麗に仕上がるよう再生力が強い時期を上手に活用したい」という医療者側の思惑もあります。

このような点より、「先天性ホクロへの冷凍療法は可能な限り早い時期(1歳未満)から開始しましょう!」とお伝えしております。

ただし、現在1歳3ヶ月となるお子様に本治療の適応がないというわけではございません。1歳を3ヶ月過ぎただけですし、また先天性ホクロの直径も7mmと小さいため、治療上問題はないと考えます。

ご希望がございましたら、ご都合の宜しい際に、ぜひご来院ください。

なお、かなり遠方からいらして頂けるとのことなので、ご参考までに初診受付に関する情報も追加させていただきます。
(最近、同様のお問い合わせに対して回答した内容の抜粋となります。)

ーーー ここから ーーー
当院で行っている「先天性ホクロへの液体窒素による冷凍療法」は保険診療となっています。従いまして、受診していただく際には、懸念されている「受付人数の上限設定」の影響を受けることとなります。

遠方からの受診を検討して頂けている方には、受付人数の上限設定の影響を受けないよう、「午後の診療開始前にビル2階当院正面入口前にてお待ちください」とお伝えしています。午後は正面入口を14:40に解錠します。早い方は14時過ぎから午後の受診のために並ばれているため、同様にお並び頂くのが最も確実性が高いかと存じます。

遠方からいらっしゃるとのことなので午後をご案内いたしましたが、午前でももちろん結構です。午前は8:40にビル1階正面入口(まねきねことセブンイレブンの間にあります)が解錠されます。患者様は8:00ごろより並ばれています。

午前と午後でお並びいただく場所が異なる点につき、ご注意ください。
ーーー ここまで ーーー

回答は以上となります。
ご検討ください。

なお、今後の来院・受付に関する事務的なご質問は、下記までお電話にてお問い合わせください。
Tel:043-423-3552

どうぞ宜しくお願いします。



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