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どのようなアレルギー検査を受けられますか?



患者様よりお問い合わせを頂きました。

アレルギー検査は行っていますか?

当院からの返信です。

〇〇様

お問い合わせ頂きありがとうございます。
松島皮膚科医院の松島弘典です。

ご質問の「アレルギー検査の可否」について回答いたします。

当院では「採血型アレルギー検査」と「貼付型アレルギー検査」を実施しています。

採血型アレルギー検査は血液中のIgE抗体の量を測定し、その物質(アレルゲン)に対するアレルギーの有無を調べる検査です。判定(クラス)は数字で示され、IgE抗体の量に応じて「0〜6」の7段階表記となっています。判定(クラス)が「2以上」となったアレルゲンが「アレルギー反応:陽性」と判断されます。

当院では「VIEW39」というアレルギー検査39種類セットを主に行っています。「VIEW39」は検査項目を変更できない代わりに、割安な費用設定となっていますので、スクリーニング(全体的に網羅した検査方法)には最適です。
(特定のアレルゲンのみご希望の場合は、そのような検査も対応可能です)

「VIEW39」の内容は以下の項目となります。
【吸入系】ハウスダスト、ヤケヒョウヒダニ、スギ、ヒノキ、ハンノキ、シラカンバ、カモガヤ、オオアワガエリ、ブタクサ、ヨモギ、アルテルナリア、アスペルギルス、カンジダ、マラセチア、ネコ、イヌ、ゴキブリ、ガ(合計18種類)

【食物系】牛乳、卵白、オボムコイド、米、小麦、ソバ、大豆、ピーナッツ、リンゴ、バナナ、キウイ、ゴマ、牛肉、豚肉、鶏肉、エビ、カニ、サバ、サケ、マグロ(合計20種類)

【その他】ラテックス(合計1種類)

貼付型アレルギー検査(パッチテスト)はアレルゲンを皮膚に貼り、その部位の反応を貼付2日後、3日後(もしくは4日後)、および1週間後に判定し、陽陰性を判断する検査です。採血型アレルギー検査で全てのアレルゲンをチェックできないため、貼付型もご準備しています。

貼付型アレルギー検査の検査項目などは、下記ページをご覧ください。
秋になったのでパッチテストを再開します!

なお、貼付型アレルギー検査(パッチテスト)は汗をかく時期に実施すると偽陽性(本当は陰性なのにもかかわらず陽性と出てしまう現象)が出てしまうため、6〜9月は実施不可となっています。10月からは再開予定です。

回答は以上となります。
ご検討ください。

なお、今後の来院・受付に関する事務的なご質問は、下記までお電話にてお問い合わせください。
Tel:043-423-3552

どうぞ宜しくお願いします。



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