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ラージアタッチメントによるレーザー脱毛の大進歩!



先週、シネロンキャンデラ社に注文していた「GentleMax Pro用オプションパーツ」が納品されました。これは「ラージスポットハンドピースセット」と言ってレーザーを大口径で照射できるようにするためのものです。

ファイバー、ハンドピース、アタッチメントを丸々交換しないといけないのですが、その結果、従来レーザー照射径が最大18mmだったものが、最大24mmにまで拡大させることが可能となります。

当院ではシネロンキャンデラ社の同系統機種を2008年より活用しています。2008年の時点ではレーザー照射径は最大12mmでした。2012年に新型機種にグレードアップし、最大照射径が18mmになりました。この「12mm→18mm への拡大」でも大いに感動したものですが、それが今回は24mmとなったのですから、隔世の感があります。

それぞれのアタッチメントを並べた下の写真をご覧ください。メチャクチャ大きくなってますよね!

Gentle Max Pro ラージアタッチメント24mm

この大口径化された24mmの機能を何に使うかと言いますと、主に「レーザー脱毛治療」となります。

他のスポットサイズも様々な疾患に対して使用しており、直径3mmは血管系疾患(老人性血管腫、静脈湖、陰嚢被皮血管腫など)、直径6mmは脂漏性角化症(老人性イボ)、直径12&15mmはレーザーフェイシャルにて必要とされています。

レーザー脱毛はこれまで直径18mmで行っていましたが、今後レーザー脱毛では24mmが活躍する予定です。というのも、レーザー脱毛に関しては「レーザー照射径の大型化はメリットしかない」からです。

【レーザー照射径の大型化 メリット①】
レーザー照射径が大きくなると、施術のスピードがUPします。直径18mmに対して直径24mmのレーザー照射面積は約1.8倍になります。1回に照射できる面積が増えるため、施術に必要なショット数が減ります。つまり、「短時間での施術が可能になる」ことを意味し、これは患者様、医療者側の双方においてメリットとなります。

【レーザー照射径の大型化 メリット②】
レーザー照射径が大きくなると、フルーエンス(照射出力)を下げられます。理屈としては「小さい照射径に比べ大きな照射径でレーザーを皮膚に照射すると、皮膚内でのレーザーの乱反射が抑制され、治療上有効なレーザーの密度を保ったままより深部に到達する」ためです。メーカー推奨の出力設定で比較した場合、直径18mmに対して直径24mmのフルーエンスは約1/2となり、施術に伴う痛みが問題となりやすい「お子様脱毛」や「介護脱毛(VIO脱毛)」などを受けて頂きやすくなると考えています。

まとめますと、「ラージスポットハンドピースセット」導入に伴うレーザー照射径の大型化は、レーザー脱毛の施術時間を半減させ、痛みに敏感な方(および部位)の心理的なハードルを下げてくれることでしょう!

レーザー脱毛にご興味をお持ちの方は、是非当院にお越しください。
どうぞよろしくお願いします。



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