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10.32016
秋になったのでパッチテストを再開します!
涼しくなり汗をかくことも少なくなって来たので、10月5日(水)よりパッチテストを再開します!
パッチテストは皮膚炎の原因を突き止める重要な検査なのですが、「パッチテストって何?」という方もいらっしゃると思いますので、パッチテストの基本事項については過去記事「パッチテストパネルS 院内勉強会」をご参照ください。
今回から「パッチテストパネルS」という非常に有用なキットも活用して、より幅広いアレルゲン(アレルギーの原因物質)を検査していきます!
「パッチテストパネルS」に「塩化第二水銀」および「ウルシオール」を加え合計24アレルゲンとすることで、日本接触皮膚炎学会推奨の「ジャパニーズスタンダードアレルゲン」が完成します。当院ではこの「ジャパニーズスタンダードアレルゲン」を基本としてパッチテストを行っていきます。
「ジャパニーズスタンダードアレルゲン」にも頻度の高い金属アレルゲンが含まれていますが、より詳細に金属アレルギーを調べたい方向けに「金属アレルゲン」も別途揃えています。ご希望の方には「ジャパニーズスタンダードアレルゲン」+「金属アレルゲン」というフルセットで検査をお受けいただけます。
パッチテストの結果は、上記一覧表にてお渡しします。陽性のアレルゲンがあった場合は、それらがどのような製品に含まれているかについての資料も別途差し上げます。資料を参考に、日常生活の中から原因アレルゲンを排除して、皮膚炎の改善にお役立ていただきたいと思います。
なかなか治らない「湿疹」、「接触皮膚炎(かぶれ)」、「痒疹(ようしん)」、および「診断がはっきりつかない全身性の発疹症」でお困りの方は、是非パッチテストをご検討ください。
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