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12.132017
赤ら顔・毛細血管拡張症治療のまとめ(2017)
病気による「顔の赤み」であれば、保険診療にて病気そのものの治療を行い、症状の改善を図ります。
例えば、
・アトピー性皮膚炎:ステロイド外用剤、プロトピック軟膏による病状のコントロール
・脂漏性湿疹:ステロイド外用剤にて改善後、ニゾラールクリームでの安定化
・接触皮膚炎:原因物質の究明と抗炎症療法
・酒さ:ミノマイシンを中心とする病状のコントロール
・尋常性ざ瘡(ニキビ):BPO、アダパレン、抗生剤による長期的対策
・毛包虫性ざ瘡:硫黄カンフルローションを中心とした駆虫療法
ここから先にて解説する「赤ら顔・毛細血管拡張症」とは病気による変化ではなく、「何らかの原因で皮膚内の毛細血管が拡張し、その結果赤みとして見えている状態」を対象としています。
マイルドな治療から順に記載していきます。
【①アウリダームXO(外用剤:クリーム)】
本製剤は2023年3月をもって販売終了となりました
主成分であるビタミンK酸化物により「血管の正常化作用、血管壁の強化作用」が発揮されます。ご購入いただき、ご自宅でのケアが可能です。■詳細情報:「赤ら顔・毛細血管拡張症・内出血にアウリダームXO」
【②ケミカルピーリング】
当院ではサリチル酸マクロゴールピーリングを行なっています。ピーリング後にエレクトロポレーションを組み合わせることにより、効果UPを図っています。「ダウンタイムなし」の施術です。痛みもありません。■詳細情報:「ケミカルピーリング(CP)ーエレクトロポレーション(EP)」
【③超音波・イオン導入】
ビタミンAを中心としつつ、さらにビタミンC、E、抗酸化物質も同時に皮膚内へ浸透させます。超音波導入→イオン導入という流れです。「ダウンタイムなし」の施術です。痛みもありません。■詳細情報:「超音波・イオン導入」
【④ロングパルスYAGレーザー治療】
1064nmのYAGレーザーが毛細血管内の赤血球(ヘモグロビン)に反応します。その結果、レーザー光が熱エネルギーに変わり、それにより毛細血管にダメージを与え、症状を改善していきます。通常照射では「ダウンタイムなし・痛みなし」ですが、強力照射では「ダウンタイム1週間・痛みのため麻酔必要」となります。■詳細情報:「ロングパルスYAGレーザー治療」
現在当院では「②ケミカルピーリング+③超音波・イオン導入」の15〜20%OFFキャンペーンを行なっています(平成29年12月29日まで)。
ご興味をお持ちの方は下記ページもご覧ください。よろしくお願いします。
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