成功への5つのポイント
4.妥当な治療費とは?
多くの病気において、レーザー治療は保険診療の適応となっています。
しかし、数ある医療レーザー機器の中でも保険診療に使用できるものはほんのわずかです。
ここまでお読みのあなたは「Q-スイッチ付きレーザー機器」を選ぶのが最も賢明だということをすでにご理解頂けているかと思います。では、この種類のなかで保険診療の適応があるものはどれでしょうか?
前述の通り、Q-スイッチ付きレーザー機器は現在3種類発売されています。
保険診療に使用できる機種は赤字で示した2種類です。Q-スイッチ付きヤグレーザー機器は保険診療には使うことができません。
ですから、保険診療を希望される方は「Q-スイッチ付きアレキサンドライトレーザー機器」もしくは「Q-スイッチ付きルビーレーザー機器」を設置してある医療機関を選ばれるとよいでしょう。
また、自分の病気に対して健康保険が効くのかどうかは、必ず担当医に質問してみましょう!
次は、「自費診療となる医療レーザー治療」の場合についてです。
Q-スイッチ付きレーザー機器は、機械自体が高価なため、自費診療の場合はある程度の予算が必要となります。現実的には、まず2〜5万円の範囲で治療を受け、良好な結果が得られれば、より広範囲の治療へ進むというのが良いかと思います。
なぜなら、以前にもお話ししましたように、レーザー治療の効果の出方には個人差があるからです。
「高いお金をかけて広範囲にレーザー治療を受けたものの、思った程良くならなかった」というのでは困りますよね。
「早く全てをきれいにしたい!」という、はやる気持ちも分かりますが、ここは慎重に行きましょう!
保険診療の適応があるQ-スイッチ付きレーザー機器は、「Q-スイッチ付きアレキサンドライトレーザー機器」・「Q-スイッチ付きルビーレーザー機器」だけである。自費診療となる場合は、まず小範囲からはじめるのが精神的・金銭的な負担を軽くするコツである。
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