医療レーザー治療の基礎知識
太田母斑の原因
太田母斑(おおたぼはん)は生まれたときからある場合もありますが、多くの方は思春期になって初めて出てきます。
しかも人目につきやすい、顔に出てくるのです。
このアザの原因は、過剰に増えた『色素細胞』です。しかも、皮膚の深い部分(真皮)に多く増えるので(図3)、今までの治療法ではなかなかうまくいきませんでした。

おもに「真皮」の中に色素細胞が増えています。
その結果、アザを外側から見ると青黒く見えることになります。
それでも何とかしようと、
などが行われてきましたが、患者さんにとって、決して満足度の高い治療ではありませんでした。
そんな状況の中、画期的な『レーザー治療』が登場し、皮膚の深い部分に散らばっている色素細胞を正確に壊すことが出るようになったのです。
いかがですか?
濃い茶色のシミ(老人性色素斑)や青黒いアザ(太田母斑)の本質が分かりましたか?
それでは次に、『レーザー治療』で使われる、『レーザー』とはどのようなものなのかを見てみましょう。
アナウンス Blogカテゴリー
アナウンス Blog
- 薄茶色の色素斑の診察、治療は可能ですか?2025年3月23日
- ニキビの原因・成り立ち、及び治療戦略の詳細について2025年3月9日
- Vbeam(Vビーム)の保険適用と治療費用について2025年2月23日
- アトピー性皮膚炎による全身の色素沈着を改善できますか?2025年2月9日
- 生後1歳になった子どものホクロ除去は可能ですか?2025年2月2日